拘りを演出する信州・越後の伝統工芸品“花織紬”…証紙付のお品でございます。



花織紬は、信州で織られた紬で「越後花織紬」という名称で呼ばれています。元々は沖縄の琉球絣でしか使用されていなかった花織を、織柄として使用しています。洒落感があり普段着として重宝されています。また花織は、経糸が緯糸を浮かせて小さな四角の模様を表す沖縄地方特有の浮き織物です。



趣ある濃藍色の彩りに薫り立つ紬の清々しさ、素朴な菱や花織模様が創り出すえも言われぬお洒落感、それは精微な織に紡ぎこまれた“時空を抜ける風の音”、無尽に走る四角の点模様がしっとりとした大人の女性らしさを個性の印象で際立たせてくれます。



新品未使用・撮影の為だけに着付けた一枚、仕付け糸付“手縫い仕立て”のお品でございます。



確かな品質の証が添えられたひと品、シンプルながら織柄の素朴さが創り出す心地よい温もり、装いの満足度を叶えて…身体の線になじむ結びやすさは虜になること間違いなし。



紬は、一般的に糸の状態で染めてから織柄を入れる“先染め”の着物。通常の生地と比べて軽い質感が特徴、また滑らかな地風がシャリ感とともにさらりとした着心地を実感させてくれます。ひと昔前までは普段着とされていましたが、今日ではお稽古ごとや趣味の会、友人との食事など…軽い外出着として様々なシーンで着用されるようになりました。



“絣の詩に心寄せれば時空を抜ける風の音”、素朴な織の味わいをモダンな感性で表現したひと品、ひと味違う花織創作紬をぜひ貴女のお手元に、お奨めです。





採寸表

身丈 ： 156cm（肩から）

裄　 ： 66.5cm

肩巾 ： 32cm

袖巾 ： 34.5cm

袖丈 ： 49cm

前巾 ： 25.5cm

後巾 ： 29cm

素材 ： 正絹(袷)

折代 ： 身丈(内揚げ 前-cm・後-cm)　裄(身頃側：4cm・袖側：3cm)　袖丈(4cm)



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