「物語と非知」
宇野邦一
書肆山田
定価2800円

物語とは何なのか。非知＝〈知でないもの〉にかかわる言表行為を思索の起点として、論理と背理の相互浸透を思考に課し、言語による作品宇宙の可能性をさぐる論考

非知の言語9
　1　非知へむかう知9
　2　逆説を越えて20
　3　言語自体の存在と死31
　4　物語と強度37
　5　非知と物語48
物語の死線57
　1　物語の物語57
　2　『私の現実』61
　3　物語の境界70
　4　反物語論78
　5　物語の地滑り82
　6　気配と身振り94
　7　身振りと反復106
　8　物語の合唱114
神話と世俗（ガルシア=マルケス）127
硬貨とナイフ（ボルヘス）143
裸のモナドへ（ドゥルーズとライプニッツ）161
一九一一年一二月二七日（日記について）179
霧と鏡像（ジャン・ジュネ）199
「愛される機械」のための自伝（ランボー　I）207
なぜ詩は清算されたか（ランボー　II）217



中古品です。
スレ汚れ、ヤケなどあります。
内容に問題はありません。