◇清水蓮成(喜楽坊) ◇肉筆和歌短冊◇
歌人 日蓮宗僧(明治の西行と称さる乞食坊
(京都本隆寺日要に就き出家)
渡忠秋,香川景恒に学び, 宮中女官や中山慶子(明治天皇の生母)らを教えた。書でも一家をなす。
京都呉服商山岡家養子(山岡五三郎と名のる)和宮御用達鱗形屋主人となり和宮下向に従い後に30歳帰洛時に剃髪、妻子も捨て家財売却し其金銭は貧困者にほどこし乞食となる(明治の西行と称され友と語らい囲碁と茶詠歌俗曲で世を送つた。(一年中木綿単衣と上衣だけで過ごした奇人坊)
美濃出身 通称)五三郎 定助 号)喜楽坊 坦蕩斎
天保元年〜明治35年没73歳
◇山家雲　山深くすみにし庵のあととひて
くもの往来を長めつるかな　蓮成

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