RMライブラリー230 北陸鉄道能美線



『RMライブラリー230 北陸鉄道能美線』は、石川県に存在した北陸鉄道能美線の歴史を紐解く貴重な一冊



かつて石川県南部の能美平野を駆け抜けた北陸鉄道能美線の足跡を辿る一冊。1980年9月に惜しまれつつも廃止された、この魅力あふれる地方私鉄の全てがこの一冊に凝縮されています。



金沢市近郊の通勤通学路線としての顔、沿線の開発と共に歩んだ歴史、そしてモータリゼーションの波にのまれ廃線へと至るまでの軌跡を、豊富な写真や資料とともに詳しく解説。特筆すべきは、能美電気鉄道時代に製造された木造車から、戦後の近代化を象徴する軽量構造の高性能車まで、個性豊かな車両たちの詳細な解説です。



国鉄との接続駅であった寺井駅（現・能美根上駅）での貨物連絡や、終点・鶴来駅での石川線との接続など、交通の要衝としての役割も担っていました。本書を片手に、今も沿線に残る廃線跡や駅の遺構を訪ねれば、在りし日の情景が鮮やかに蘇ってくることでしょう。廃線ファン、地方私鉄愛好家にとって必携の資料性の高い一冊です。



2018年 ネコ・パブリッシング B5版 48ページ



状態: ほぼ新品で読んだ感もほとんどないグッドコンディション品です



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