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「現代思想　1994年2月号　特集＝世紀末の異端の思想家たち」

青土社、1994年

定価：￥1,100

#現代思想 #世紀末思想 #思想家 #エソテリズム #ドイツ #フランス #イギリス #ネオ・プラトニズム



【目次】

❖特集＝世紀末の異端の思想家たち

世紀末思想の可能性　サークルの精神史／上山安敏＋櫻井哲夫

❖インタヴュー

ヨーロッパの秘教と顕教／高橋巖（インタヴュアー＝矢代梓）

❖ドイツ・エソテリズム

アウラの言語記号論　ルートヴィヒ・クラーゲス　あるいはジェリコのあっパの指差す彼方／臼井隆一郎

世紀転換期におけるゲーテ・ルネサンス　ディルタイ、ヘッケル、カッシーラー／高橋義人

ユートピアと贖い　ローゼンツヴァイクのメシアニズム／S・モーゼス（訳・解題＝合田正人）

世紀末の残響　ソレル『暴力論』をめぐるひとつの星座の素描／初見基

❖ポリティクス

1900年に20歳になること　新しい社会主義を求めて／Y・コーエン（坂本佳子）

茸のかたちをした思想家の肖像　シャルル・モーラスと「自然」／有田英也

❖ユダヤ神秘主義

カフカと破局の哲学／小岸昭

聖霊の花嫁／高尾謙史

オイゲン・ローゼン・シュトック＝ヒュッシーにおける語り・歴史・革命／関曠野

唯名論もしくは「神なき神秘説」　マウトナーの言語批判論をめぐって／平野嘉彦

❖フランス・エソテリズム

デカダンスの時代／E・ウェーバー（訳＝阿部一智）

神秘の国籍／合田正人

幼年期、あるいは老いることの神秘　ペギーをめぐるいくつかの星座／田崎英明

未知なるものへの生成　ベルクソニスムをめぐって／守永直幹

❖無意識

エクリチュールの彼方へ　ジャネとブルトンの「自動記述」をめぐって／塚原史

抵抗の線　ヴァレリーとフランス精神分析／山田広昭

❖イギリス・エソテリズム

我が名は右翼　W・R・イング、神秘主義、優生学／富山太佳太

❖ネオ・プラトニズム

アーサー・ラヴジョイ　〈ヨーロッパ〉経験の変容／高橋順一

〔ほか〕