21.8 x 25 x 1.7cm


このイコンの制作年代を正確に特定するのは難しいですが、以下の特徴を考慮することができます。

制作年代の推定

1. 描写スタイル:

• もしビザンティン様式であれば、11世紀から15世紀の間に制作された可能性があります。

• ロシアのイコン画に近いスタイルであれば、14世紀から17世紀の間に作られた可能性があります。

2. 技術的な要素:

• 絵具の色が暗くなり、表面が劣化している状態から、非常に古いものであると考えられます。

• 顔や衣服の描写技法から、14世紀から16世紀の作品である可能性もあります。

正確な年代特定のために必要なこと

• 素材の分析:
イコンに使用された板や絵具の分析を行うことで、制作年代を科学的に特定できます（例えば、地塗りや顔料の種類を調べる）。

• スタイルの比較:
既存の博物館やコレクションの作品と比較することで、より詳しい時代や地域を特定できます。

正確な年代を知りたい場合は、イコン専門家や美術館に相談することをお勧めします。

このイコンにはイエス・キリストが描かれています。

1. 外見的特徴

• 髭と長い髪を持つ典型的なキリストの姿。
• 見る者をまっすぐ見つめる視線。

2. 衣服

• 赤いヒトン（キリストの神性を象徴）と青いヒマティオン（キリストの人間性を象徴）の伝統的な配色。

3. 背景と光輪（ニンブス）

• 頭の周りに見える光輪は聖性のシンボルです。





貴重なイコンを集めてました。入手困難なものばかりなので売りたくはないのですが、飾って1人で鑑賞するよりロシア好きの皆さんにも見ていただこうと値段をつけて出品してみました。