ジャパンビンテージの代表的ギター
Nardan No.100です。
リフィニッシュするつもりで入手したのですが、クリーニングしてみると、驚くほど状態が良く、ピックガード以外すべてのオリジナルパーツがそろっていたので、（珍しいクリアーのペグカバーも全て）当時の姿を取り戻すべく徹底的にメンテナンスしました。
完全に分解したあとメタルパーツはネジの1本まで全て磨き、適切にグリスアップし、（ペグも全てバラして歯車もシャフトも磨きました。）塗装面や木肌を傷めないように調合したクリーニング液を使い徹底的に汚れを除去し、水研ぎ、極細コンパウンドでの磨き、最適なバランスを取りながら組み上げました。

結果、ピカピカ艶々でネックも真っ直ぐ、弦高6弦12fで2㍉、ビビり音づまりなし、という素晴らしい状態まで持っていくことに成功、若干のウェザーチェックはありますが、クラックらしいものもなく、ネックの状態、ネックジョイントの接合部もとてもキレイです。

フレットはビンテージ特有の細め、残量は7割ほど、目立った傷やエクボはありません。
フレットは端まで磨き、指ざわりで気になる部分はしっかり丸めてあります。フィンガリングに不満でません。
ネックはこの時代のギターには珍しい感じの薄めで、現代のアコギに近い感じです。ストレスなく握れます。プレイアビリティ良いです。

ボディーは大きめで低音の響きは十分、ただ同じNardanをシェラックでリフィニッシュした経験が何度かあるので、中音域の粒立ち感と高音の厚みはリフィニッシュした物にはちょっと敵わない感じです。
しかし、コレはこれで当時の音がしますし、何より美しく渋カッコイイです。これは流石にリフィニッシュ出来ません。それに音色なんて好みがほとんどですから、大して気にする事もないです（笑）

ネック裏のストラップ用の金具がセクシーでしょ？

タバコ、ペットなし自宅使用のみ、
ピックガードは、在庫を仮に付けたので好みで取り替えて下さい。ノンクレーム、ノンリターンでお願いいたします。

種類...アーチトップ
製造年...1960年代

詳しく考察されている方のリンクです。
http://kanazhimi.doorblog.jp/archives/35371851.html
#ジャパンビンテージ#アーチトップ#ジャズ#ブルース#フルアコ#アンティーク