特集　芭蕉の謎／蕪村の謎　いま何が論点か

1991（平成3）年11月号　國文學 解釈と教材の研究　學燈社　定価850円

□新品、未使用のレベルです。写真ではわかりづらいのですが、背付近にごくわずかな変色が見られるため、未使用に近い、としました。

□未読で、本文は極めて綺麗です。

□内容

・疑団二則　芭蕉と蕪村 　大谷篤蔵

□座談会 名句とは何か、鑑賞・批評とは何か

　尾形仂 、大岡信 、川崎展宏 、森川昭、山下一海

□芭蕉の謎

・ 芭蕉の出自はどこまでわかるのか 　 石川真弘

・貞門時代の芭蕉の句はすぐれているのか 母利司朗

・『貝おほひ』は時代を先取りしたのか 　田中善信

・芭蕉の宗匠としての生活の実態はどんなものであったのか 　檀上正孝

・芭蕉はなぜ深川に退隠したのか 　阿部正美

・『冬の日』は蕉風確立の書なのか 　乾裕幸

・『笈の小文』は誰が書いたのか 　西村真砂子

・『曽良旅日記』には何がかくされているのか 　村松友次

・芭蕉はいかなる俳壇地図のなかに生きたのか 　雲英末雄

・芭蕉晩年の「かるみ」の風に同調しない門人が生じたのは何故か　堀切実

□蕪村の謎

・蕪村はなぜ故郷を捨てたのか 　 藤田真一

・蕪村の関東遊歴時代には何があったのか 　永井一彰

・ 京に上った蕪村にはどんな日々があったのか 　光田和伸

・蕪村は暁台とどうしてギクシャクしたのか 　楠元六男

・蕪村の発句にはどうして虚構が多いのか 　揖斐高

・ 発句群の中には連作詩篇がひそんでいるのか 　高橋庄次

・蕪村の絵と俳諧はどこで交わっているのか 　中野沙惠

・蕪村晩年の愛人小糸はどんな女か 　松尾勝郎

・「春風馬堤曲」などの和詩には何がひそんでいるのか 　谷地快一

・子規の蕪村と朔太郎の蕪村はどうしてあんなに違うのか 　平井照敏

□＜特別企画＞俳諧および俳諧史Q＆A / 森川昭 ;、山下一海 、宇都宮譲 、纓片真王 、佐藤勝明 、本間正幸、 安田吉人　ほか

□詳しくは目次の写真を御覧ください。



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#TAKAグラン・モナーク本

20240207

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