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美しい模様と繊細な手仕事が魅力の絞り帯揚げは、コーディネートに奥行きと華やかさを添えてくれます。


こちらは菊文様の飛び絞り帯揚げです。

地紋が麻の葉文様となり、光を受け文様が浮かび上がります。

2段に分かれて絞ってあり、少し軽く着られます。

なかなかない爽やかなカラーです。

ややシワがありますが上質さが伝わってくるお品です。

材質　絹

お色は一枚目の写真に近いです。

絞り帯揚げ
絞りとは、生地をひねり上げたり括ったりして、染料が染み込まない部分を作り出す染色技法です。この技法を用いて作られた帯揚げは、一点一点が手作業で作られ、独特の風合いと美しい模様が特徴です。

絞り帯揚げの種類
* 総絞り: 帯全体に絞りが施されたもので、豪華で華やかな印象です。結婚式やパーティーなどのフォーマルな場によく似合います。
* 飛び絞り: 帯の一部にだけ絞りが施されたもので、総絞りよりもカジュアルな印象です。普段使いやセミフォーマルな場におすすめです。
* 輪出し絞り: 絞りの大きさが均一で、規則正しい模様が特徴です。
* 吹き寄せ絞り: さまざまな大きさの絞りが不規則に散らばったような模様で、より個性的な印象です。

絞り帯揚げのお手入れ
絞り帯揚げは、デリケートな素材のため、手洗いをおすすめします。洗濯表示に従い、優しく洗ってください。

綸子（りんず）とは？
ピンクオレンジの着物の足元
綸子とは、経糸（たていと）、緯糸（よこいと）どちらも よらない糸を使用した織物で、後染め用の生地です。綸子は、織り方によって地紋が浮き出るのが特徴で、縮緬（ちりめん）よりも薄手ですが、光沢があり手触りが柔らかく滑らかです。
振袖などの着物以外にも、襦袢や帯揚げなどにも利用されます。また、生地が薄いため、裏地のついた袷（あわせ）仕立てのほか、真夏以外の暑い時期に着用できる、裏地の無い単衣（ひとえ）仕立てにも利用できます。