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●紫黒中に蟻脚青花・翡翠眼・翡翠紋・魚脳砕凍・黄竜紋・朱磋釘などがあらわれた美しい大石が用いられ、見事な松上鳥戯彫琢がなされた端渓天成楕硯になります（14吋超特大／約9.6kg）。

　半世紀以上前の作硯と思われ、石紋タイプや硯面の滑らかさなどから斧柯山中腹より下側の石ではないかと考えています。

　

【硯の特徴・サイズなど】

★端渓 松上鳥戯文天成楕硯　　＜特大14吋超＞

（蟻脚青花・翡翠眼・翡翠紋・魚脳砕凍・黄竜紋・朱磋釘などがあらわれた美石　斧柯山　唐木天地蓋→経年の縮み少しあり　書家旧蔵　／　硯本体のみ⇒約36.2×26.8×5㎝　14吋超 約9.6kg　／　唐木天地蓋含め⇒約38×27.6×7.7㎝　約11.6kg）



●五十年以上前の硯で経年に因るスレ・小キズのほか天地蓋の縮みなどもありますが、硯本体の鋒鋩も強く細かく整っていて磨墨溌墨はかなり良いと思います。条幅作品などで多めの墨量を必要とするときは特に適した大硯です。

●カメラ機能や照明の関係で、掲載画像と現物の印象の間にどうしてもいくらか差が出るかもしれませんが、予めご容赦下さいませ。