満州国貨幣 旧1角白銅貨 大同3年（1934年）日本在外貨幣

戦時中、大日本帝国は中国の一部に満州国を建国、新貨幣制度の下に満州中央銀行を発足させます。満州国が存在したわずか13年間の間に流通していた貨幣が満州国貨幣で、日本の敗戦後、満州国が解散し満州中央銀行はソ連軍に接収されてしまいました。しかしソ連軍が発行する貨幣や軍用手票よりも、信用ができたため、しばらく流通していたといいます。最終的に東北流通券と等価交換で兌換されました。わずか15年程度しか流通していなかった満州国貨幣は、現存数が少ないため希少価値が高くなる傾向があります。大同3年は、２ヶ月しかなかったので発行枚数は少ないものと推測されます。

基本データ
発行-1933/05/20〜1940/02/12
大きさ-23 mm
刻み-あり
形状-円形
重さ-5.0 g
素材-銅 75%、ニッケル 25%
有無効-無効
表図柄-双龍と宝珠
裏図柄-牡丹花

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とても古いもので、写真のように変色や小さなキズなどございます。ご理解の上ご検討お願いします。