こちらは母からのお下がりで、もとはとても高価なものです。


極上の塩瀬に手描きで伸びやかに描かれた花。
母から譲られる際にエビネラン(えびね蘭)と聞いたように記憶しておりますが、ほかの花にも見立てられそうです。
これからの季節にいかがでしょうか。

花弁や葉の一部にほんのりと金がのせられ、全体の色合いや雰囲気もとても上品。
紬や小紋などにももちろん使えるのですが、ちょっとした付け下げなどにも良いと思います。


母が1度使用、私も春先に淡い若草色のさっぱりとした付け下げに合わせて1度使いました。
都度お手入れに出しています。
出品にあたり見ておりましたがとくにしまい染みなども見つからず綺麗です。
一点、タレ先にうすい折れ線の跡のようなものがついております。着用していて気になるものではないと思いますがご承知おきくださいませ。


地色は利休白茶のような、薄い灰味と黄味を感じる落ち着いたお色です。
白地をはじめ明るいお色のお着物にも、濃いお色にもどちらもよく馴染みます。
良いものと一目でわかる手描きの帯。



サイズ
約362cm
手幅が15.65cmほど、太鼓幅は31.3cmでした。


細かな点が気になる方やご不安な方はご購入をお控えください。トラブル防止のため返品はできません。その点ご了承いただけます方のみご検討くださいませ。