Phantom X12
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ミドルロングパットと距離感の合わせやすいファントムX12ですが、ショートパッドで右への押出し感が多少出るとのことで調整をしました。
結果、ノーマルより+19gのJOP（グリップ内にカウンターウエイト有り）で落ち着いたものになります。
手元に重さがあるので、タップ打ちよりも重量を大切にストロークされる方に合うパターとなります。
何度も調整するためエアーコンプレッサーで抜き差し。グリップテープを巻かずに通常テープで厚みを持たせグリップを装着させています。（ご希望があればグリップテープで装着しますが＋1.6gとなりバランスが少し変動します）

また、フックもスライスもないラインにヒールを浮かせて吊るし状態でパッティングした場合、ボールが捻じれずに転がるのでこれもひとつの技となり、インパクトからボールが離れるまでの「ぬと」っとした滑り感が出る素晴らしいパターです。

5m先を、前後20cmの繊細な打ち分けが出来るように。パターはそこから曲がるというスパットにイメージ通り転がせるかが問題であり、調整の成功したファントムほど味方になってくれるパターはありません。

直線番長的なパターが横行するなか、キチンと距離感をコントロールが出来るものですと、真っ直ぐ打つことは二の次となり、毎ラウンド28パット前後を目安とするものとなってきます。

大切に使っていただける方がいましたら、お譲りいたします。