定価1,545円／A5版／253p



まえがきp.ⅳにこうあります。「『もし私が、はじめて子どもたちに作文を書かせる教師であったら。』ということを、常に念頭において、この本を書きました」……つまり本書は、誰でも紐解ける指南本であるということです。そしてコンセプトどおり、特別な技量や知識を持たない、ごく普通の教師や保護者が子どもたちのポテンシャルを最大限に引き出すことができるノウハウが詰まっています。

表題を「書かせる」としたのは著者の意図的戦略で、表層的な受容・共感・肯定的評価にとどまらず、「指摘する」という行動療法的アプローチによって子どもの作文を〝向こう側〟に連れて行ってあげる、そんな公約が滲んでいます。

文章表現能力は人生のあらゆる局面で求められるもので、生きる力の基礎を形成しますよね。バーチャル学校やフリースクールの支援素材としてもおすすめです。



【目次】

まえがきー作文を書かせるとはー

1）作文ぎらいと、作文ずき

2）子どもの作文を大切に

3）書かせる手だて

・入門期にしてやりたいこと

・きめ細かな文章

・一斉授業で大切にしたいこと

・会話の書かせ方

・プリント大好き

・書かせるための、赤ぺんの書き方

4）長文を書かせる「個人文集」の指導

5）問題と取り組むなかで、書かせる

あとがきー作文を書かせるための十か条ー



中古品のため、表紙カバーにスレと一部破れがあります。また本紙にはマーカーの書き込みが一部にあります（商品紹介写真でご確認ください）。予めご了承ください。

古い本ですが、私を多面的に支えてくれた宝物を、次世代の教育を支えてくれる方へ託したいと考えて出品しました。値下げ交渉歓迎です。