80年代のRICOH の懐中時計です。未使用のまま自宅に保管していたものです。シンプルなデザインですのでどんなシチュエーションでも活躍できると思います。

付属品：箱、取扱説明書　※写真参照
電池：2024/11交換済み

【参考】
懐中時計は、単なる時刻を知るための道具にとどまらず、その美しいデザインや歴史、そして持ち主の個性を映し出すアイテムとして、多くの人々を魅了してきました。

★懐中時計誕生の歴史
懐中時計の起源は、16世紀ごろにまで遡ります。当時の時計は非常に大きく、持ち運ぶことは困難でした。しかし、技術の進歩とともに小型化が進み、持ち運び可能な懐中時計が誕生しました。

17世紀: 時計技師がごく少数であったため、懐中時計は王侯貴族などごく一部の人々しか手にすることのできない高級品でした。
18世紀: 工業革命とともに時計製造技術が進歩し、懐中時計はより多くの人々に普及し始めます。
19世紀: 鉄道の発達や遠洋航海など、正確な時間を知る必要性が高まり、懐中時計はますます重要な役割を果たすようになりました。

★懐中時計が愛された理由
携帯性の向上: 腕時計が登場する前、人々は懐中時計をポケットに入れて持ち歩いていました。
装飾品としての価値: 懐中時計は、その美しいデザインから装飾品としても高く評価されていました。
社会的地位の象徴: 高価な懐中時計を持つことは、社会的地位の高さを示すものでした。

★日本における懐中時計の歴史
日本においても、明治時代以降、懐中時計は広く普及しました。特に鉄道の開通に伴い、正確な時間を知るための時計として、懐中時計は重要な役割を果たしました。

大野規周氏: 日本初の懐中時計を製作した人物として知られています。
精工舎（セイコー）: 日本を代表する時計メーカーとして、数多くの懐中時計を製造しました。

★懐中時計の衰退と復活
20世紀中頃以降、腕時計の普及とともに、懐中時計の人気は徐々に衰えていきました。しかし、近年では、ヴィンテージ時計への関心の高まりとともに、懐中時計への注目も再び高まっています。