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ドクターマリオ

Dr.Mario

★★★★★4.6(5件)

機種：ファミコン (FC)

ジャンル：パズル・テーブル (PZL・TBL)

発売日：1990年7月27日

メーカー：任天堂

定価：4,900円



ゲーム概要

任天堂より1990年7月27日にファミコン用ソフトとして発売されたパズルゲーム。マリオがお医者さんになってウィルスを退治する。落ちてくる6種類のカプセルで3色のウィルスを4つ以上縦か横に並べるとウィルスが消滅し、ビンの中の全てのウイルスを消せばステージクリア。連鎖を駆使して相手に攻撃できる2人対戦プレイも搭載。連鎖を駆使した連鎖消し攻撃で相手を翻弄しよう。



本作はシンプルながらも非常に奥深い戦略性を備えており、カプセルをどのタイミングでどのように配置するか、連鎖によるまとめ消しをどれだけ狙えるかがクリアの鍵を握る。ステージが進むごとにウイルスの数が増加し、配置も複雑化していくため、徐々にパズルの難易度が高まる設計となっている。特に高レベルになるとスピードも上昇し、瞬時の判断力が求められる。



ゲームモードには1人用のステージクリア型だけでなく、2人対戦モードも用意され、相手より早くウイルスを全滅させるか、相手のビンを一杯にして勝利する形式。対戦時には連鎖消しによって相手のフィールドにジャマカプセルを送り込むことができ、単なるスピード勝負ではなく、駆け引きが熱い展開を生む。BGMには「Fever（フィーバー）」「Chill（チル）」の2曲が用意され、どちらも高い人気を誇り、ゲームのテンポを一層盛り上げている。



また、プロデューサーは横井軍平が担当しており、彼のシンプルかつ中毒性の高いゲームデザイン哲学が色濃く表れた一本となっている。後にゲームボーイ版をはじめ、スーパーファミコン、ニンテンドウ64、Wiiなど様々なハードでリメイク・移植が行われるなど、今なお根強い人気を誇る任天堂パズルゲームの代表作である。



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