総力戦時代の覇者 リバプールのすべて
結城 康平
1760円

30年ぶりの英国リーグ制覇
最先端理論が導く奇跡の方程式
◆ゲーゲンプレッシングとポジショナルプレーの融合
◆闘将クロップを支える謎の専門家集団
◆勝利を再生産するフロントの経営戦略
復活した名門の秘密に、『ポジショナルプレーのすべて』を執筆したWEB発・新世代ライターが挑む。

目次
第1章フットボール戦術史における、ユルゲン・クロップの立ち位置
■リバプールを率いる闘将は、どのような経歴を歩んできたのか？
■ゲーゲンプレッシング戦術の旗手として
■ストーミングにおけるボールを手放すメカニズム

第2章最後の砦として、守備を統率するGK陣
■ゴールキーパー界のメッシと称される、世界屈指の守護神
■ 統計データから見えてくる、アリソン・ベッカーのプレースタイル

第3章両サイドに君臨する「怪物」と、堅守を支えるDFラインのキーマン
■ ハイラインを可能にする、世界最高のセンターバック

第4章変幻自在の3センターを担う、献身的なMFたち
■守備の基準点となる「オーガナイズド・カオス」

第5章相手の守備を破壊する、欧州屈指の3 トップ
■パワーとスピード、テクニックまで兼ね備えたセネガル代表ウイング
■世界屈指の0トップに成長。創造性あふれるブラジル代表アタッカー

第6章19-20シーズンにおけるベストゲーム分析
■22節トッテナム戦
■19節レスター戦
■12節マンチェスター・シティ戦

第7章名門の復活を支える、バックルームスタッフ
■選手を食からサポートする、栄養学のエキスパート
■ユルゲン・クロップの「眼」ペーター・クラビーツ

第8章ポジショナルプレーの重要性と、副官以上の存在となった青年
■「ポジショナルプレー」の導入は、どのようにリバプールを進化させたのか？
■ 戦術的ピリオダイゼーション的「オーガナイズド・カオス」の解釈

第9章勝利を再生産する仕組みとしての、フロントのアプローチ
■リバプール復権の陰にある、精鋭の科学者集団
■データ分析界の傑物が挑む「オフ・ザ・ボール」の新解釈

第10章リバプールは、未来のフットボールを予言するロールモデルなのか？
■3つのエリアに誘い込む守備のメカニズム
■ファビーニョの特異性とエコロジカル・アプローチ

座談会結城康平×リバプールサポーター