ドゥネーヴによるルーセルのBOXに同じく蜘蛛の饗宴のCDも組み合わせての出品です。これで完璧なドゥネーヴのルーセルセットになったと言えます。

母国フランスの音楽をこよなく愛する名指揮者による、最良の解釈をお聴きいただけます。

ルーセルの音楽はフランス音楽の神髄らしく、音のヴェールに迷い込んでいくような陶酔感が堪りません。



ボックスの箱に折れがありますが、それ以外は状態もよく、問題なくPCに取り込めました。



ルーセル：交響曲全集、管弦楽曲集（４ＣＤ）＋蜘蛛の饗宴・パドマーヴァティ



指揮：ステファン・ドゥネーヴ

演奏：スコティッシュ・ナショナル管弦楽団



CD1

交響曲第1番『森の詩』

交響的前奏曲『復活』

劇音楽『眠りの精』（前奏曲／情景2／間奏曲と情景4／終景）



CD2

交響曲第2番

交響詩『春の祭りに寄せて

組曲へ調 Op.33（前奏曲／サラバンド／ジグ）



CD3

交響曲第3番

バレエ音楽『バッカスとアリアーヌ』第1組曲、第2組曲



CD4

交響曲第4番

交響詩『フランドル狂詩曲』

小組曲 Op.39

小管弦楽のためのコンセール

シンフォニエッタ Op.52



時期：2006-2009年

方式：デジタル（セッション）



【CD】

くもの饗宴



パドマーヴァティ

　第1幕より第1組曲

　第2幕より第2組曲



時期：2010年10月

場所：グラスゴー、ヘンリー・ウッド・ホール

方式：デジタル（セッション）



フランス近代の作曲家、アルベール・ルーセルは印象主義から新古典主義にスタイルを変貌させていきましたが、名作『くもの饗宴』は、印象主義時代の代表作として知られ、手の込んだオーケストレーションと描写的な音楽の面白さによって、フランス近代のファンにはおなじみ。

　この作品は、バレエ音楽で、ファーブルの「昆虫記」からインスピレーションを受けています。庭に巣を作った蜘蛛とエサとなる昆虫たち、そのくもを狙うカマキリ。そして神秘的なカゲロウの羽化からその死までを精緻な書法で描いた、音による博物誌といった趣の面白い音楽です。

　『パドマーヴァティ』は野性味あふれる異国的な音楽。管弦楽組曲です。なかなか上演される機会のない幻の曲です。（ＨＭＶ）