1974年TVシリーズ「宇宙戦艦ヤマト」は裏番組の「アルプスの少女ハイジ」や「猿の軍団」の影響で視聴率が低迷。全39話の予定が26話に短縮されました。
　TV版を再編集して作られた劇場版を試写で観た大手配給会社、東宝、松竹、東宝東和、日本ヘラルドはTVで失敗に終わった作品でもあるため、「こんなの人が入らない」と次々と配給を断わったという。しかし東映の岡田社長が「面白そうだ」と配給を引き受けてくれました。

当初、ファンを対象に新宿1館で1週間のみ上映予定だったのが、公開前にアニメ雑誌「月刊OUT」が特集を組んだ事で日本中で大ブームが巻き起こり、地元でも上映してほしいという要望が殺到。急遽全国拡大公開に切り替わった。

　上映前夜、それまで洋画でしか見られなかった徹夜組の行列が日本映画で初めて起こったという。
観客動員数225万人、興行収入21億円の大ヒットを記録。TVワイドショーで連日報道され「アニメブーム」という言葉が生まれるほどの社会現象となりました。
　長く低迷していた東映アニメーションが本作で復活。配給した東映洋画が飛躍する原動力になった。宣伝面では従来の「まんが映画」に代わって「アニメ」という言葉を全面に押し出し、特典付き前売券や初日舞台挨拶、セル画プレゼントなど、後発のアニメ映画で一般的になる手法を使ったはしりとなったのが本作である。
状態は良い方だと思います。
「インターステラ5555」はおまけです。

原案、製作　西崎義典
原作、キャラクター設定、メカニック設定
TV監督　松本零士
映画監督　舛田利雄

1977 宇宙戦艦ヤマト
1978さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち
1980ヤマトよ永遠に
1983宇宙戦艦ヤマト完結編
2009宇宙戦艦ヤマト復活篇
2012 宇宙戦艦ヤマト2199 第三章第五章
2014宇宙戦艦ヤマ2199追憶の航海
2014宇宙戦艦ヤマ2199星巡る方舟
2017 宇宙戦艦ヤマト2202
第一章嚆矢篇、第二章発進篇、
　　　第三章純愛篇、第四章天命篇
　　　第五章煉獄篇、第六章回生篇、
　　　第七章新星篇、
2021「宇宙戦艦ヤマト」という時代
2021宇宙戦艦ヤマ2205新たなる
2022旅立ち前章、後章
2024ヤマトよ永遠にREAEL3199
2023宇宙戦艦ヤマト4K
2024 ヤマト50周年