アメリカ軍地上部隊の防寒用コートとして、1950年代に開発されたパーカ シェルコート（モッズコート）です。ポプリンやオックスフォードと呼ばれる薄手のコットンナイロン生地を使った前開きのフード付きアウターです。

　後年型のM65との大きな違いはフードにあり。M51はフードの取り外しができないリジッドタイプです。また、エポレット付きのディテールもM51ならではです。

　M51のライナーは、M65のもと違ってウール地のパイルライナーであり、防寒性や防風性は非常に優れています。夜遅くにコンビニに行くときでも、これをスウェットの上から羽織れば十分です。

　ちなみに映画『さらば青春の光』にて主人公のジミー・クーパーが着こなしたモッズコートの装いは象徴的。ややルーズフィットのチョイスが当時の雰囲気を感じさせます。また、『踊る大捜査線』で主人公：青島俊作を演じた織田裕二さんもこのM51モッズコートを着用してました（織田裕二さんが着用していたのは、米軍実物のものではなく、HOUSTON（ヒューストン）製のレプリカだったようです）。

　状態としては、かなりキズ汚れがあります。きれいな状態のものをお探しの方はお控えいただけると助かります。なるべく、状態は画像でお伝えしているつもりですが、どうしても載せきれないものがあります。申し訳ありませんが、ご理解いただけると幸いです。よろしくお願いします。

　ジップはCONMAR製であり、またサイズ表記はmediumとなります。



肩幅：54 cm

身幅：64 cm

着丈：105 cm

袖丈：62 cm





カラー...グリーン

汚れ・破れ・臭いなど...あり