ワンピース　ロロノアゾロ　フィギュア
クールでストイックな武士道精神の持ち主で皮肉屋だが、根は心優しい。また、無骨で力づくで物事を解決する傾向が強いが、頭も切れる[注 3]。

しかし、抜けている所も多々ある。極度の方向音痴で、方角の概念すら理解しておらず[注 4]、仲間が目を離すとすぐにどこかへ行ってしまう。仲間からはゾロを一人で行動させることを避けられているが、本人にその自覚は一切なく、はぐれても仲間を迷子扱いにするほどである。

自分を満身創痍にしたミホークや自分を死刑執行しようとしたヘルメッポに再会した際も憎しみを抱かないなど、あまり根に持たない性格でもある。

容姿
短く刈った緑色の頭髪、左耳に3つ付けた雫型のチャームを下げた金のピアス、腹巻が特徴。左胸から右腹部にかけてミホークとの戦いで斬られた傷、両足首にリトルガーデンで拘束から逃れるために自らの足を切断しようとした際の傷があり、新世界編からは左目にも傷がある[注 5]。 強敵と勝負する際には気合を入れるため、普段は左腕に巻いている黒手拭を頭に巻くことがある。一般的な武士とは逆に、刀を腰の右側に挿している[注 6]。また、刀を口にくわえながらでも話せる[注 7]。

信条
「世界一の剣豪になる」という野望のために強さを求道している。強敵や死線も己を高めるものとして好んで挑む。どれだけ重傷でも「やられっぱなしのほうが名前が傷ついて嫌になる」と戦うことを考え、苦戦を経験するたびに「自分が強かったら乗り切れた」と反省するなど、一切の甘えも妥協もない武士道精神を持ち、「背中の傷は剣士の恥だ」として、背後からのミホークの攻撃をあえて真正面から受けるなど、己の命よりも信念を貫くことを選ぶ。また、自分が海賊の一員であることを自覚しており、ルフィと同じくヒーローとして扱われることは嫌がる[注 8]。

血縁
父方の祖母の霜月フリコは新世界のワノ国の出身で、ワノ国で刀神として崇められている伝説の侍・霜月リューマの子孫[30]。そのため、ゾロもリューマの子孫にあたる。また、容姿と剣の所作が、大叔父(フリコの弟)でワノ国の鈴後の大名であった霜月牛マルと瓜二つ。さらに、幼馴染のくいなの祖父・コウ三郎もワノ国の霜月家の出身であることから、ゾロとくいなは遠縁の親戚にあたる。