[完成品] １／４８スケール ハセガワ製

日本陸軍 一式戦闘機 『隼』 Ⅱ型

中島飛行機製

塗装： 陸軍飛行第５４戦隊

模型サイズ ： 全幅 ： 226mm 全長 ： 186mm 全高 ：68mm



ハセガワ製１／４８スケールのプラモデルを組立、塗装しました。塗装は主にエアーブラシによる吹付塗装です。塗装色は機体は全面銀色、機首上面はつや消し黒塗装、機体内部は中島系機体内部色、プロペラは日本機プロペラ色、タイヤはタイヤブラックです。キャノピー後部は接着していませんので、キャノピーの開、閉を選択してディスプレイ出来ます。

製作はあくまでも素人が趣味の中で製作したものです。仕上がり具合は画像にてご確認願います。

尚、非常にデリケートな商品ですので、出荷に際しては細心の注意を払って梱包して出荷致しますが、輸送途中で部品がはずれたり、折れたりする事もあるかも知れません。出来れば接着等簡単な補修が可能な方の入札をお願いします。



[一式戦闘機『隼』Ⅱ型について]

一式戦闘機『隼』は陸軍が97式戦闘機の後継機として開発された主力戦闘機です。緒戦では速度と運動性能の良さを生かしてインドシナ方面で有名な加藤隼戦闘隊をはじめ各陸軍飛行隊が英軍やオーストラリア軍を相手に大活躍しました。出品した機体は加藤隼戦闘隊と呼ばれた飛行第64戦隊になります。Ⅱ型はⅠ型から発動機を出力アップした中島ハ－１１５型に換装したタイプで、海軍の零式艦上戦闘機32型以降にに搭載していた中島栄21型発動機の陸軍版です。設計は前の97式戦闘機と同じく、糸川英夫技師の設計でした。

余談にはなりますが、糸川英夫技師(後に博士)は、中島飛行機を退職して東大航空研究所(後の航空宇宙研究所、現JAXA )に移籍し、戦後はロケットの研究開発に携わり、『日本のロケットの父』と呼ばれています。そして博士の功績を称え、小惑星探査衛星には博士の設計した傑作機の名前を取り『ハヤブサ』と命名され、『ハヤブサ』が向かった小惑星には博士の名前を取って『イトカワ』と命名されました。