［基本情報］
シリーズ：朝来町文化財調査報告書第2集
発行元：朝来町教育委員会
出版年：1990
判：B5
ページ：本文113＋図版34＋付図（地形測量図）

［遺跡の概要］
兵庫県北部、円山川左岸の段丘上に築造された古墳である。墳形は前方後円形で、前方部を北方に向ける。墳丘は3段築成。墳丘長は約91mを測り、但馬地方（兵庫県北部）では池田古墳（朝来市和田山町平野、136m）に次ぐ第2位の規模になる。墳丘くびれ部の左右には造出を有する。墳丘外表では葺石や円筒埴輪・形象埴輪（蓋形・盾形・動物形埴輪）が認められ、特に鼻輪を伴う牛形埴輪は全国的にも珍しい例として注目される。また墳丘周囲には盾形の周濠（幅10m）が巡らされており、周濠を含めた全長は約120mにおよぶ。埋葬施設および副葬品は明らかでない。築造時期は、古墳時代中期の5世紀後半頃と推定される。

［注意事項］
表紙・中表紙・奥付けに蔵書印があるため、紙で隠しています。

多少のヤケ、傷、汚れ見られますが、読む分には問題ございません。（全てのページを細かく確認したわけではございませんので、見落としがあるかもしれません）

なにかご不明な点、ご質問等ございましたらコメントでお尋ねください。

お値下げ交渉受け付けますので、ご希望金額などお気軽にコメントの方へお願い致します^ ^