スピッツのアルバムの中で言わずとも知れた名盤です。

　誰もが知る『ロビンソン』、他にも『涙がキラリ☆』、まるで早朝の霧が立ち込める中の森を歩いているかのような雰囲気のある『Ｙ』、いわゆるスピッツのテーマソングと言われる『トンガリ95』など日本人なら一度は聴いたことのある曲のほか、ファン歴の長い者としては聴いてほしいと思う曲が多数収録されているわけです。
　個人的には『君と暮らせたら』が一番好きですけどもね。余韻がたまらんのです。Youtubeでもいいからちょっと聴いてみてください。まるで情景が浮かぶようですから。ジャケットの色が緑を基調としているからそのプラシーボ効果でそう感じるのかは分かりませんが、森の中にいるような、森林浴をしているような、そんなファーストインプレッションを持った1枚です。しつこいようですが、本当に一言で表すなら『森！』って感じのアルバムです。

　あと、かなり前のゲームなんですけど、GBAで伝説のスタフィーってゲームあったじゃないですか。（知ってる？）なんかあのゲームでも森がテーマのマップがあって、何だかよく分からないけど、このアルバムを通して聴いたときそのマップがイメージとして思い浮かびました。とにかく『森』『緑』を全面的に出したアルバムっていうか。
『おっ、俺様もそのゲームやってたぞ』とか、この説明で気になった方は是非購入して欲しいですなぁ。　　

　おすすめの楽しみ方は夜寝る前にT11を聴くというものです。どういうことかと申しますと、メロディが穏やかなのもありますが、最後のDメロで『今日も眠りの世界へと滑り落ちてゆく』という歌詞がありまして、まさに、寝る前にジャストな曲なわけです。

写真には映らないですが、CDにうすーく円周上の傷が見えますが、再生には問題ないです。
　外ケース付きですが、角が削れています。ご了承ください。（2枚目参照）

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