ヴィラ＝ロボス：チェロとピアノのための作品全集

【曲目】
ヴィラ＝ロボス：
1. 黒鳥の歌
2. チェロ・ソナタ 第2番
3. 子守歌
4. 前奏曲 第2番
5. 夢想
6. 小さな組曲 （6曲）
7. 奇想曲
8. エレジア
9. ブラジル風のバッハ 第2番より
　〔伊達男の歌／われらが大地の歌／カイピラの小さな汽車〕
【演奏】
#アントニオ・メネセス（VC）
#クリスティーナ・オルティーズ（P）
【録音】
2001年9月　ルガーノ

二十世紀ブラジルー世紀前半のありとあらゆる新技法を吸収・咀嚼しつつ、同時代の大画家ピカソのように鮮烈な個性を開花させていったヴィラ＝ロボス。その長い創作生活のなかで彼が書き連ねていった、きわめて多彩な様相をみせるチェロ作品の数々を世に響かせるのに、メネセスとオルティーズほと適任な芸術家がいるだろうか？ ブラジルから出て世界を舞台に確たるキャリアを築きあげた二人が、今あらためて立ち戻る、同郷の大家の音楽世界ーもはや安易な同調などではない、ドグマティックな説教もない。作曲家・チェリスト・ピアニスト。ブラジルを軸に引かれあう三者の音楽性が、、おのずから南米独特のふかい情感とサウダージ（郷愁）を醸し出し、芳香を放ち、エネルギーに満ちた歌を響かせるーうつくしい唸りで旋律を奏でるチェロ、自由自在の和声とリズムを織りなすピアノ。誰もが待ち望んでいたヴィラ＝ロボス像が、ここにある。
【録音技師：シュテファン・ヴァインツィール】

★中古品であることにご理解いただける方にてご検討ください。

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