値下げは考えていません。

1950年代末期製造のオイスターデイトRef.6294の大変貴重な金張りのコレクション品。手巻きの秀逸なキャリバー740を積んでいます。リューズも貴重なスーパーオイスターリューズです！

時計本体とロレックスオリジナル金張りバックル、中古の赤茶のロレックスのストラップ、そして買い手の方が現れた際には、高いものではありませんが、新しくストラップをお付けします。修理明細も個人情報の箇所を除いてお付けします。

２０２４年１１月末、かつてパテックフィリップを扱う一新時計で技術者をされていた、業界ではとても有名な方が立ち上げたお店で分解掃除をしました。素晴らしい精度で、さすがの一言です。分解掃除に加えて、内部の微細なネジの交換や加工など１０万円を超える料金をかけて完璧にしています。

ワッフルと称される独自のハニカムダイヤル、文字盤は、数あるギョシェのパターンの中でも人気の仕様でヴンテージらしいご覧のようにオリジナルでキレイな状態です。

この仕上げは艶消しの効果を生み出して、読時の視認性を向上させています。

デボスが施された一段下がったインデックスと王冠ロゴは、特に輝きを放ち、夜光塗料がない仕様のため、スポーティーなディテールが際立ちながらも、上品な印象を醸し出しています。

デイト表示は赤と黒が交互に表示される、ルーレットデイトです。

薄く研磨はしていますが、ケースは太いラグと適切なプロポーションを持ち、過度な痩せがない良好な状態です。ダイヤルは上述の通りアイボリートーンの経年変化が理想的で、当時の質感を保っています。針やインデックスは輝きを見せています。

ステンレスケースの6294ワッフルダイヤルは極稀に見かけますが、私の知る限りでは、金張ケースの個体はかなり数が少ないです。

ホワイトダイヤルで状態の良いものは希少で、特にワッフルダイヤルを備えたこのモデルは、ルーレットデイト、デボスインデックスやカレンダー枠など、50年代の複雑な意匠を状態良く楽しむ、またコレクションには最高だと思います。

東京のアンティークウォッチの雄、タイムアナグラムさんで取り扱っている同等品も参考にお写真を掲載させて頂きます。

参考に同じく出品しているヴンテージのエアキングやスーパーオイスターと写真を撮影してみました。やっぱヴンテージって最高ですよねー。