アイヌ刺繍を古材のフレームにセットしました。

◎アイヌ刺繍
藍染型染め古布と藍染の古布、草木染の糸を使っています。

◎額縁
素材は天然木チークの古材です。
キズや穴や多少の割れなどが元々ある素材をあえて使用しております。それを味わいとご理解ください。
チークは世界三大銘木です。新たに木を伐採したものではなく、数十年から100年以上山で放置されていたもので味わいがあります。

サイズは　20㎝×15㎝×2㎝
古材の味わいとアイヌ刺繍、古布がよ　　く合います。
　
◎アイヌ刺繍について

・アイヌ刺繍には、ルウンペ、チヂリ、カパラミプという手法がありますが、これはカパラミプとなります。

カパラミプは「カパラ（アイヌ語で薄い・美しいの意味）」と「アミプ（アイヌ語で着物）」が合わさった名称です。

・明治以降になると北海道でも木綿が流通するようになり木綿衣が作られるようになりました。
カパラミプは主に北海道日高地方東部で多く見られる木綿衣です。
カパラミプのアミプの文様の一部をとってパネルに仕立てました。

◎アイヌ文様と意味について　

・モレウ（渦巻）
モ（ゆっくり） レウ（まがる）
渦の文様には「力」「パワー」という意味があるといいます。
ぐるりと巻いている形状の中に、秘めた力をお感じください。

・アイウシ（棘）
アイ（矢） ウシ（突く）
棘の文様は「いばら・たんぼ」などの棘を意味しています。
アイヌ刺繍には必ずツンツンした棘が入ります。棘は外敵や病気などから身を守る「魔よけ」の思いが込められているといいます。


お家の片隅にパワーや願いのこもったアイヌ刺繍はいかがでしょうか？(^ー^)



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