戦国なるほど人物事典 : 100人のエピソードで戦国史がよくわかる!



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大名・武将から茶人、宣教師まで、戦国乱世を彩った100人の個性をコンパクトに紹介。一人一人の人生ドラマを軸に戦国史がよくわかる。



戦国時代を彩った100人の人物を取り上げ、年代順にコンパクトなエピソードとともに紹介した画期的な戦国史。一人ひとりの人生を追いながら、いつの間にか戦国の大きな歴史の流れがわかるしくみになっている。

取り上げる人物は多彩である。戦国の先駆けと言われる北条早雲から始まって毛利元就、上杉謙信、織田信長、加藤清正、真田幸村など名将たち。また竹中半兵衛、島左近など参謀として活躍した男たち。安土桃山文化を支えた千利休、狩野永徳ら。島井宗室、末次平蔵など乱世に乗じて財を成した大商人たち。さらにザビエル、ヴァリニャーノなど海外宣教師たち。

本書を通じてわかるのは、戦国時代の日本人達の海外をも睨んだ広い視野である。戦国とは単なる国内の国盗り合戦ではなく、ある意味国際競争の時代でもあったのである。

本書ではまた、著者撮影による資料写真を豊富に散りばめ、ビジュアル的にも楽しめるつくりになっている