S.yairi の初期の物は作りが良く爆鳴りする！と今現在でも大変人気が御座います。YD-305は1973年頃からの発売となりますが、こちらの個体はそれ以前に製作された大変貴重な個体です。
3桁のシリアルNo.はしっかりと鉄印で打ち込まれております。
更にサウンドホールから見えるブレージングに赤文字で10と記載されております。指板エンドに型番の刻印が打たれております。

ネック状態良好でストレートです。
音詰まり、ビビリの出る箇所も御座いません。
リフレット済みでフレットの高さは十分にあります。
ワンオフでビンテージボーンを削り出して作った低弦高用サドルとナットのスペアもお付けします。現在のナットとサドルもビンテージボーンです。

現在の弦高は1弦12フレット1.4ミリ6弦12フレット2ミリですが、季節の違いで弦高が変わります。現在は冬でこの個体では一番弦高の低い時期です。

外観の傷など使用感があり、かなり使い込まれていますので画像でご確認ください。
以前はプロのミュージシャンが使用していた事のあった個体だそうです。

ヘッドロゴの塗装は落ちてしまっていますので画像でご確認下さい。
ブリッジのエボニーにカケがありますので画像でご確認下さい。
画像12枚目のボディの白いスジは割れではなく表面塗装の傷です。

トップの目の詰まった美しい木目のスプルースや質の良い真っ黒なエボニーなど現在ではとてもグレードの高い木材を使っている事がわかります。
長い年月で乾燥したこのギターはとてもふくよかに鳴ってくれます。
この希少なギターの説得力のある音や見た目の存在感などとても気に入っていましたが、弾き語りで自分の声質にあわなかった事と、資金調達の為この度出品する事にしました。

ハードケースに入れ発送致します。

製造年···1970年代

ボディサイズ···ドレットノート

種類···フラットトップ

材質···トップ板,サイド板,バック板