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『国際紛争　理論と歴史』



著　者 : ジョセフ・S.ナイ・ジュニア

　　　　デイヴィッド・A. ウェルチ

訳　者 : 田中明彦、村田晃嗣

発行所 株式会社 有斐閣

定価：￥2,800



＜主な目次＞

日本語版への序文

緒言・・・ロバート・0.コヘイン

序文

第1章

　世界政治における紛争には一貫した　

　論理があるか？

第2章

　紛争と協調を説明する一知の技法

第3章

　ウェストファリアから第一次世界大　

　戦まで

第4章

　集団安全保障の挫折と

　　　　　　　　第二次世界大戦

第5章

　冷・戦

第6章

　冷戦後の紛争と協調

第7章

　グローバリゼーションと相互依存

第8章

　情報革命と脱国家的主体

第9章

　未来に何を期待できるか？

訳者あとがき

用語集

さらに読み進む人のために

事項索引／人名索引



　20世紀前半に2度にわたる壊滅的な世界大戦を経験した人類は、20世紀後半にも、冷戦や数多くの地域紛争、そして核兵器の成に見舞われた。どうしてこのような紛争が起こるのだろうか。21世紀にもこのような紛争が再び起こるのだろうか。

　経済や環境の面で相互依存が進展し、脱国家的および国際的な組織が増加し、民主的価値が広まることで、新たな世界秩序が達成されるのだろうか。

　安全保障上の考慮やグローバリゼーション、情報革命は、21世紀の国際政治にどのような影響を与えるのだろうか。

　ジョセフ・ナイによってハーヴァード大学での講義のために執筆された「国際政治」への定評ある入門書が、国際関係を学ぶ学生がこうした問いへの自らの回答を作り上げうるように、理論と歴史の相互検証を通して分析の道具を提供する。

（本書抜粋）



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