蓑虫工芸作家 乙夜作の二部式帯です。

見事までに手の込んだ蓑虫細工は、蓑の美しい風合いを生かして作られていて、迫力のある鷹の表情や翼の一つ一つが、細部まで作家の手により丁寧に施されています。

蓑虫工芸はみの虫（オオミノガ）の繭”みの”を利用し、織物などの表面に貼り付け加工を施すものです。

みの虫の蓑は蚕の繭とちがい、糸を吐くときに方向性がなく、縦横いずれにカットしてもほつれがなく、柔軟性に富んで織物によく馴染みます。

また、加工途中に樹脂加工を行っているため毛羽立つ事もなく安心です。

お太鼓部分に銘と落款がございます。 黄土色に緑のぼかしの紬で、張りのある生地です。

胴部分には蓑虫工芸は施されていませんので帯揚げ、帯締めや帯留め、根付けなどの帯周りの小物がよく映えます。

さまざまなお着物に合わせてご愛用いただけるお品です。作り帯手先部分に目立たないシミがございます（画像参照）、裏側に折り返しますので表からは見えない部分となります。作り帯裏側のひっかけ金具の部分に、部分的に少しの擦れがございます。

また、胴巻帯の白い結び紐に、1～2ミリの目立たない小さなシミが2か所ございます。

個人保管の中古品ということをご理解の上、ご購入いただきますようお願い申し上げます。







※多少の寸法の誤差、また見落としがございましたらご容赦願います。

※素人撮影のため、写真の色目と実際の商品の色目とが若干異なっている場合がございます、ご了承下さい。

※他にも出品していますので、ご覧くださいませ。