「標柱音楽思考の道しるべ」
ピエール・ブーレーズ【著】/笠羽映子【訳】

● 内容説明
マーラー、ドビュッシー、ストラヴィンスキーなどの作品分析をまじえながら、主題、形式、素材、技法、変奏をはじめ、作曲家の責任と偶然の誘惑との間の矛盾、理念と実現の関係など、創作・演奏・聴取をめぐる究極のテーマに取り組んだ、１０年に及ぶ講義の集成。

●著者紹介
１９２５年フランス生まれ。第二次大戦後ヨーロッパにおける前衛音楽の創作活動で指導的役割を果たし、また２０世紀音楽の重要な作品を中心にめざましい指揮活動を展開。さらにＩＲＣＡＭ（音響・音楽共同研究所）の企画・運営等、新しいテクノロジーの導入と組織化にも手腕を発揮。今日の欧米音楽界における最後の巨星と呼ぶにふさわしい存在である

●状態
カバー・帯・小口に小スレ、小傷あり。中は書き込み、マーカー、線引き跡はなく綺麗です。

●備考
即購入可能です。

●著者その他著作
ピエール・ブーレーズ、アンドレ・シェフネール『ブーレーズ―シェフネール書簡集1954-1970――シェーンベルク、ストラヴィンスキー、ドビュッシーを語る』（笠羽映子訳／音楽之友社）
『意志と偶然――ドリエージュとの対話』
『ブーレーズ音楽論――徒弟の覚書』
『ブーレーズ作曲家論選』
『参照点 叢書言語の政治』
ポール・テヴナン編『クレーの絵と音楽』
『現代音楽を考える』（新装版）
セシル・ジリー聞き手『ブーレーズは語る――身振りのエクリチュール』
『エクラ／ブーレーズ　響き合う言葉と音楽』
ピエール・ブーレーズ、ジョン・ケージ著、ジャン=ジャック・ナティエ／ロベール・ピアンチコフスキ編『ブーレーズ/ケージ往復書簡』
『ブーレーズとの対話』
『魅了されたニューロン - 脳と音楽をめぐる対話』