VOXが発売していたTonebender MK1のクローンです。骨董品のゲルマニウムトランジスタを2個使って作ってます。

基板はユニバーサル基板で、回路はハンドワイヤリングで丁寧に作成しました。



本物は珍しいのですが、幸いに試奏動画はあります。音のキャラクターの参考にしてください。

https://youtu.be/Z7rGpicgfmI?si=figXqxtESMWGyCnG



つまみはVolumeとFuzzです。

Fuzzつまみを上げるとサスティンも長くなり、高域も上がって強い歪みになります。

60年台の設計なので、ギター本体のボリュームで音色を調整するペダルだと思います。

自分のギター（ハムバッカー搭載）の場合Fuzzつまみを3時方向にして、ギターのボリューム3-5の間で鈴鳴りの音が出ました。

2石シリコントランジスタのファズに比較すると温かみのある歪みだと思います。倍音が柔らかいです。ディストーションに近い、コード感のある歪みです。そういう意味では幅広く使える音色だと思います。



電源は9V乾電池、または正電源センターマイナスの9VDCジャックが使えます。本機は内部にボルテージインバーターを入れてありますので一般的な9Vパワーサプライで駆動可能です。

ただし10V以上の電圧だと壊れますのでご注意ください。



なお電圧負荷で壊した場合は、ボルテージインバーターに搭載されたチャージポンプIC（https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-12017/）を交換すれば治る可能性が高いです。各自責任を持って使ってください。

乾電池は内蔵可能です。



外装は無塗装です。



制作はできるだけ丁寧にやってますが、埃、糸屑などの付着は一般家庭での作業なので責任を持てないとご了承願います。



到着時に物理的破損が起きて音が出ない、以外の理由での返品はお断りします。気に入らなかった、などの購入者の主観を理由にした交渉は一切対応しません。マナーの守れる人は即購入して結構です。

どうぞよろしくお願いします。