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【詳細】
初版帯付 夢枕獏 編著 鬼譚 立風書房刊

1993年12月25日初版 立風書房発行 帯付

坂口安吾、小川未明、手塚治虫、上田秋成、筒井康隆など古今の様々なジャンルの錚々たる顔ぶれ12人の鬼に関する作品を編纂したアンソロジー。人間の奥底に潜む鬼の存在をかいま見せる傑作ぞろい。

収録作品
内容:桜の森の満開の下 坂口安吾著. 赤いろうそくと人魚 小川未明著. 安達が原 手塚治虫著. 夜叉御前 山岸涼子著. 吉備津の釜 上田秋成著. 僧の死にて後、舌残りて山に在りて法花を誦する語、第三十一・鬼、油瓶の形と現じて人を殺す語、第十九・近江国安義橋なる鬼、人を〔クラ〕ふ語、第十三(今昔物語集) 日蔵上人吉野山にて鬼にあふ事(宇治拾遺物語) 鬼の誕生 馬場あき子著. 魔境・京都 小松和彦,内藤正敏著. 桧垣-闇法師 夢枕獏著. 死にかた 筒井康隆著. 夕顔 倉橋由美子著. 鬼の歌よみ 田辺聖子著. 解説 鬼たちの宴 夢枕獏著

夢枕獏
1951年、神奈川県小田原市生まれ。77年に作家デビュー後、“キマイラ・吼”“魔獣狩り”“闇狩り師”“陰陽師”シリーズ等人気作品を発表し、今日に 至る。89年『上弦の月を喰べる獅子』で、第10回日本SF大賞を、98年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞を受賞。日本SF作家クラブ会員

【状態】
経年劣化により若干の焼けは御座いますが、カバーにスレ、傷少なく、概ね美本です。