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1960年代。
今尚高い人気を誇る2桁シリーズです。

【モンブラン 二桁シリーズ】
1960年代に#149以外のマイスターシュテュックシリーズが製造中止となり新たに誕生した所謂「二桁シリーズ」。
通産生産台数252台という数から「幻のロードスター」と呼ばれる、かのエルヴィス・プレスリーにも愛された「BMW 507 ロードスター」の生みの親、
アルブレヒト・グラフ・フォン・ゲルツ(Albrecht Graf von Goertz)がデザインした事でも有名な往年の名コレクション。
それまでのセルロイド素材からプラスチック素材(アクリル系樹脂)へと変更され、60年代のみ製造された「二桁シリーズ」。
スタイリッシュで上品なフォルムが特徴且つ、シンプルな構造で製造された為、
故障しにくくメンテナンスもしやすい、「単純な構造で修理しやすい」という工業製品として理にかなった設計をされています。
また代表的な特徴の筆頭に、ペン先の軟らかさが挙げられます。
筆記具ファンの間で通称「ウィングニブ」と呼ばれる、翼のようなスタイリッシュな形状。
このニブの形状と高度な技術から絶妙な書き味、軟らかさが生まれます。
ブラックを筆頭に、バーガンディ、グリーン、グレーの各色が主に輸出向けで生産されます。(ブラック以外は数も少なく希少！)
斬新なデザインと扱いやすさ、その書き味から瞬く間に世界的に広まり現在に至るまで多くのファンを虜にした、
モンブランの歴史を語る上で外すことの出来ない名コレクションです。
#1x、#7xモデルの通称山型リングはこの二桁シリーズのみお目にかかれる人気デザイン。
14C、18Cペン先の好みや一本一本微妙に異なる軟らかさがまた魅力。
手にとって、筆記し、ご自身にしっくりくる一本を吟味していただきたい、希少な万年筆のひとつ。
モンブランの、ドイツの、そして筆記具界の宝です。

■本体材質
樹脂
■ペン先材質
14金
■機構
吸入式
■サイズ
全長：約130mm (収納時)
全長：約143mm (筆記時)
胴軸径：約12mm
キャップ径：約13mm (クリップ除く)
最大径：約15mm (クリップ含む)
重さ：約15g
■付属品
なし

#MONTBLANC
#MEISTERSTÜCK