本物と見紛う美しさで流れるように花咲く牡丹...。



穏やかな蒸栗色の時から零れる淡い光に沿って流れるように花咲く牡丹は、濃淡を見せる葉が大胆に揺らめき、ほんのり影を持つ花びらの表情や触れたくなる質感、その中心に至るまで本物と見紛う美しさが行き渡り、他には何も持たずにその美で勝負する、やまと誂製「丹下雄介」落款“牡丹”仕付け糸付正絹付下げでございます。



～染色作家 丹下雄介～

美術工芸作家・日展作家としての創作性を活かし、素材からこだわり、身につけ装うことで初めて輝き 「こんなきものを着てみたい」と思わせるきもの創りを基本に、現代の洋服中心のライフスタイルの中においてきものの装いが生活空間の中に溶け込み、決してきものだけがまわりの環境から浮いてしまうことのないような現代から未来につながるきものを提案。



撮影のため一度着付けた“あなただけが味わえる”真新しい一品。



ふとした時に見え隠れする八掛の表情、肌当たりのやわらかい“正絹”素材の心地よい抱擁も魅力の一つ。



第二次世界大戦下に華やかな訪問着が禁止されたことにより訪問着を簡略化した着物として考案された“付下げ”、控え目でお着物通から茶人の方にも好まれ、合わせる帯で訪問着のようにまた小紋のように着こなせます。



“流れるように花咲く美しさで勝負する牡丹”と共に咲き誇りましょう。





採寸表

身丈 ： 163cm（肩から）

裄　 ： 66cm

肩巾 ： 31cm

袖巾 ： 35cm

袖丈 ： 48.5cm

前巾 ： 23cm

後巾 ： 30cm

素材 ： 正絹(袷)

折代 ： 身丈(内揚げ 前5.5cm・後5.5cm)　裄(身頃側：3cm・袖側：2cm)　袖丈(5.5cm)



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