住まいの耐久性大百科事典は、一般社団法人住まいの屋根換気壁通気研究会が発行した、日本初の（建物外皮）に関する包括的な教科書です。第1巻（2019年刊行）では、木造住宅の耐久性向上に必要な基礎知識や設計・施工上のポイントを解説しています。第2巻（2021年刊行）では、住宅外皮の各部位や部材、納まりの詳細な解説が豊富なイラストや写真とともに掲載され、実際の工事や設計で問題となる部分の施工解説書として活用できます。

これらの事典は、「住宅外皮マイスター資格制度」の公式資料としても位置づけられており、建築実務者や設計者、学生、住まいを検討中の方々にとって有益な情報源となっています。

高性能住宅設計の第一人者である松尾和也氏も、第1巻の執筆に参加しています。 松尾氏は、省エネ住宅の重要性を広めるために積極的な情報発信を行っており、 『住まいの耐久性大百科事典』への寄稿を通じて、住宅の耐久性や快適性に関する知見を提供しています。

また、松尾氏は『住まいの耐久性大百科事典Ⅱ』に関連して、外観写真や立面図から危険な住宅を見分ける方法について解説する動画も公開しています。 この動画では、住宅の耐久性に関する具体的なポイントが紹介されており、『住まいの耐久性大百科事典Ⅱ』の内容と合わせて理解を深めることができます。