昭和56年の北海道小樽市の都市地図。市内全体(表面カラー・裏面白地図)。当時、国鉄のKIOSKでも売られていたものです。



紙質は防水仕様が当たり前になる前の時代ですので、角の十字折り目の部分が切れているところが多いです。画像ご確認ください。



・「オタモイ遊園地」跡地もわびしい行き止まりの道。

・祝津からは懐かしの「展望閣」へ上る「赤岩観光登山リフト」が健在。

・観光地化されていない運河地区

・貨物線時代の国鉄手宮線、手宮駅

・手宮駅のさらに奥に通じていた企業専用線

・臨港地区の桟橋へ櫛のように張り巡らされた引込線

・小樽築港機関区と転車台

・たくさん存在していた小樽駅側線

・朝里から市内に入る前に存在したカーブの急な旧道

・朝里川温泉入口にあった豊倉小学校

・ロータリーの桜町でバスは終点

・毛無山展望台は未整備

・石狩新港への国道はなかった時代の銭函

・インバウンドに荒らされる前の有人駅時代の塩谷駅

・銭函～張碓集落は別窓で表示



など、昭和時代の小樽に生まれた方にとっては懐かしい景色が浮かんできます。



地元民には「朝里～天狗山～祝津～高島～オタモイ～窓岩～塩谷団地あたりまでが網羅されている」といえばわかりやすいかもしれません。



【利用シーン】

昭和時代の観光事情や当時の街の状況、なくなった建物や会社が良く分かる地図で、当時のの名所や交通の情報を簡単に把握できます。往時をしのぶ地図好きやかつて住んでいた地元の方々にとって、過去を懐かしむことのできるものです。



1980年 昭文社エアリアマップ　北海道都市地図③



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