1969年デザインとされるオメガ コンステレーションです。製造年はわかりませんが、50年以上前の時計だと思います。ビンテージウォッチのリスクをご承知の方のみご検討ください。



厚さ8mmで、手首に吸い付くような着け心地です。そのかわり秒針がありません。じっとみていると、分針がゆっくり進んでいきます。



20年ほど前に入手し、外に着けて出たのは1度きりです。外装の清掃は行いましたが、ムーブメントの整備はしていないので、本格的に腕時計として使用するのであれば、オーバーホールが必要かもしれません。



ケースと文字盤は、この年代のオメガにしては綺麗に保たれているという印象ですが、風防は劣化しています。それでも交換しなかったのは、Ωの刻印が残る純正品と思われるからです(写真1枚目)。光の角度を変えながら見ると傷がいくつも見つかります(写真6枚目)。風防接合部に取れない汚れもあり、状態はよくありません。ビンテージの風合いという面ではとても良いです。



ムーブメントのCal.711はローター表面に汚れがあります。他にも問題があるかもしれませんが、ムーブメントに直接触れるチェックはしていません。タイムグラファーで平置きの動作状態をみると(最後の写真)、日差20秒というデータが出ました。姿勢差は見ていません。現状、Chronometerの精度は出ていません。



買ったときについてきたベルトは本来のものではなく、他のオメガから流用したものだと思います。長さの調整がしやすく、装着感も良いので、そのままにしてあります。メルカリの仕様上メンズとして登録しますが、女性の腕にもフィットする時計だと思います。