『仁齋日記』『花月日記』　天理図書館善本叢書79　編集: 天理図書館善本叢書編集委員会　発売:八木書店　昭和60年　定価:19,000円　月報　箱付

①仁齋日記　伊藤仁齋自筆原本　影印474頁と解題30頁
江戸時代前期の大儒:伊藤仁齋の天和2~3年の日記です。仁齋は京都の古義堂で多くの門弟を育てました。日常生活のほか、多くの文化人との交流や仁齋自身の経書講釈、門人担当の輪講・訳文、仁齋も加わっての輪講からなる古義堂の講義内容などが解る日記です。

②花月日記 文化9年　松平定信自筆原本　影印380頁と解題22頁
松平定信が、白河藩主引退した文化9年から17年間書き綴られた日記のうち当初の1年分が収録されています。築地の「浴恩園」での悠々自適の生活を自叙した雅文体の日記で、数多くの訪問客が記録され、定信の美意識が伺える逸話に加え、多くの和歌が読み込まれています。
幕政に対する批判は厳に慎んでいますが、海防に対する意見など定信自身の思いも現れてくる箇所があります。

■状態■
箱に小さい破れやスレ、月報に薄いキバミがあります。
仁齋日記の扉にヨレと小さいシミがあります。
その他の本紙は綺麗です。(写真を参照願います)
古本です。ご理解の上ご検討願います。

■サイズ■
箱:縦22.5×横17×厚7cm(46.5) 1936g
①15.5×22×3.5　②21.5×16×2.7
ゆうパック、リユーズ品簡易包装での発送です。

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