「時が見下ろす町」
長岡 弘樹
発行 祥伝社文庫（令和元年10月 初版）
定価 630円
◎多少の読み傷がありますが、目立った
　キズ、汚れ等はありません。
〈目次〉
第一章　白い修道士
第二章　暗い融合
第三章　歪んだ走姿
第四章　苦い確率
第五章　撫子の予言
第六章　翳った指先
第七章　刃の行方
第八章　交点の香り
　
祖母が祖父を介護する家に居座る孫、唐突に同棲を快諾した恋人、鉢合わせした住人に違和感を抱く空き巣…。変わりゆく町で繰り広げられる一筋縄では解けない事件とは？精緻で心温まるミステリーの玉手箱。

「波形の声」
長岡 弘樹
発行　徳間文庫（2017年2月 初版）
定価　650円
◎目立ったキズ、汚れ等はありません。
〈目次〉
波形の声／宿　敵／わけありの街
暗闇の蚊／黒白の暦／準備室
ハガニアの霧　　7作品

谷村梢(こずえ)は小学校四年生を担任する補助教員だ。「カニは縦にも歩けます！」と理科の授業で実証し、注目されたのは、いじめられっ子・中尾文吾。梢に、スーパーである教師の万引きを目撃したと告げたまま下校。その日、文吾が襲われた。襲われる直前、梢の名前を呼ぶ声を近所の人が聞いていたという。梢に注がれる疑惑の目……。日常の謎が“深い”ミステリーに。短編七作品。

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