無銘ですが、ヨーロッパの原材料を使用した秀逸な作品です。

フランクフルトで入手しました。

成牛の厚い革を薄く漉く事で、もともと薄い革を使用するよりも強度が増しています。それは、部位によりますが厚い革ほど繊維が緻密でしっかりとしているからです。

人間でも首筋や脇腹など、肉厚でない部分があります。

牛も同様で、丈夫な部分は繊維が緻密で丈夫なのです。

よって、繊維のしっかりしていない薄い部分の革は、厚くても丈夫でないともいえるのです。

このコインケースは、敢えて繊維のしっかりとした肉厚の革を漉き、丈夫さを保ったうえに使いやすさを考慮して、すっきりと作られているのです。

革の温かみが出るとともに、使い込むほどに馴染み、愛着がわいてくることと思います。

革のコインケースは成長する。確かに日に焼けたり擦切れたり破れたりもする。

確かに革のコインケースは成長する、といっても、使う人の癖に合わせて馴染んでくるのである。こんな経験は誰にだってあると思います。

ナイロンのコインケースならくたびれてくるだけであるが、革は伸びたり硬くなったり、使う人に馴染んでくる。使い込む程に馴染んでくる。

しかし、いつかはくたびれて擦り切れたり破れたりして寿命を迎える。

しかし、そうではない成長がある。



■ドイツ製品にとても惹かれます。

リモワのスーツケース、ベンツやポルシェのドイツ車、ラミーの万年筆、ペンはロットリング、ユンハンスの時計、玩具など、 いいなぁと思った製品はドイツ製だったりします。

技術が高いと思いますし、職人気質の製品が多いですよね。皆様はどう思われますか？



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縦：折った状態での縦9cm

横：折った状態での横4cm

マチ：1.5cm

重さ：18g

材質：本革

商品の色：Black

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