デンマークのナブストラップ社で1960年代に製造されたイングリッドシリーズのティーカップ＆ソーサーです。

斑点の入ったグレーの素地に、手書きでブラウンのラインが引かれています。

この製品はStoneware（ストーンウェア）、日本では炻器(せっき)と言われるもので、半磁器とも呼ばれています。

陶器と磁器の中間の性質を持つものを言います。

一般的に絵付けなどをあまり行わない代わりに、地肌の風合いや焼成の際にできる偶然的な色彩や模様の変化を愛でるというものですね。

この製品もそのようなストーンウェア特有の趣が感じられます。

日本の焼き物にも通じる素朴な美しさがある製品だと思います。

ナブストラップの製品はとても丈夫で、特に傷や水に強い製品です。

古い年代の製品でも美しいままのものが多いです。

耐久性が高く、普段使いでも気兼ねなく使えるのが魅力です。



目立つ傷や欠けは無くとても良い状態です。

特に使用による一般的なソーサーのすり傷も少ないです。



製造メーカー：ナブストラップ（ Knabstrup）

シリーズ名：イングリッド（Ingrid）ティーカップ＆ソーサー

製造国：デンマーク

製造年代：1960年代

デザイン：Christine Konschak（クリスティーン・コンシャック）

カップ高さ：6.7cm

カップ口径：8.5cm

ソーサー直径：15cm