オメガの公式ページでもPre-Bond（プレボンド）として紹介されている、このシーマスター200。

88年に発売され、95年まで生産されたモデルです。

生産終了後、同95年に映画『007 ゴールデンアイ』でジェームズ・ボンドがシーマスター300を着用し『ボンド・ウォッチ』として有名になったという経緯があります。

ボンド・ウォッチの前のモデル、ということでPre-Bond（プレボンド）と名付けられました。

7年ほどの生産期間の間で針やリューズ、裏蓋やブレスのデザインが変更され、コレクションする人も増え、ジワジワと人気が出つつあります。

シーマスター300とは異なるデザインで、一体型の専用ブレスということもあり全体的にまとまった印象。デザイナーは時計界のピカソ、ジェラルド・ジェンタ氏です。

ケースサイズは2種類で発売されましたが、こちらはフルサイズのモデルとなります。

ベゼル径は38mm、リューズガードを含めたケースサイズは40mm、リューズまで含めると42mmというサイズ感です。

非常に細かいですが、こちらは1st Genと呼ばれる最初期のモデルで発売から1年ほどしか生産されていない非常に希少なモデルです。ヴィンテージオメガの中でも間違いのない一本です。

個人としては2023年10月にオメガ正規店でコンプリートメンテナンスサービスと文字盤を交換。費用は140,800円です。領収書、古い文字盤、純正ボックスを同封させて頂きます。

ブレスは19cmまで対応します。大きい場合はコマを抜いて着用して下さい。