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ファーストラヴ

虐待と貧困の被害者が3人登場して不幸の連鎖を紡ぎあげます。

一人は父親殺しで逮捕された女子大生・環菜。環菜は国選弁護人・迦葉と裁判に臨むのですがその複雑な生い立ちがなかなかつかめません。一方臨床心理士の由紀は、この父親殺しというニュースを出版するために環菜に接見し、生い立ちや友人関係を取材していきます。途中から弁護士の迦葉と協力することになりますが、実はこの2人は学生時代に付き合っていて、しかも由紀は迦葉の兄と結婚しているのです。更には由紀にはやはり父親から性的にダメージを受けた過去がありました。

　複雑な環菜の人間関係と家庭環境、実は環菜の母親も虐待を受けていて…。環菜は本当に父親を殺害したのか？終盤は法廷ドラマとなってぐっと盛り上がります



ナラタージュ

泉の好きな相手、葉山先生は生徒のために一生懸命で教師としてはいい人なんですけど、元妻が起こした殺人事件の責任が自分にあると苦しんでいます。一方教師と生徒という立場日ありながら、泉の好意に気づいていて、彼女に甘えてもいますがやはり一線を越えず、泉は宙ぶらりんの状態で置かれていました。

2年の時が立ち久しぶりに葉山先生から泉に連絡があり2人は再会することになりますが、お互いにそうなれば先行きが見えていますよね。泉も葉山もここまでは精神的にはひかれあっているものの、具体的な肉体関係はありません。そんな煮え切らない関係が続く中、泉は大学生の友人・小野から告白しされて、付き合うようになります。最初は小野君との相性も良く上手く行っていましたが、心の中に葉山先生を忘れられない気持ちが残っている泉は結局小野君と別れ再び葉山のもとに走ります。しかしそこで泉が知ったのは葉山のついていた嘘でした。