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石牟礼道子　３冊セット

『苦海浄土　（わが水俣病）』
講談社文庫
2018年発行

新品同様です。

公害という名のおそるべき犯罪、“人間が人間に加えた汚辱”、水俣病。
昭和28年1号患者発生来10余年、水俣に育った著者が患者と添寝せんばかりに水俣言葉で、その叫びを、悲しみ怒りを自らの痛みとし書き綴った《わがうちなる水俣病》。凄惨な異相の中に極限状況を超えて光芒を放つ人間の美しさがきらめく。

人の尊厳とは何か いまこそ心打つ<声>を聞いてください
文字が大きく読みやすくなった新装版
工場廃水の水銀が引き起こした文明の病・水俣病。この地に育った著者は、患者とその家族の苦しみを自らのものとして、壮絶かつ清冽(せいれつ)な記録を綴った。本作は、世に出て30数年を経たいまなお、極限状況にあっても輝きを失わない人間の尊厳を訴えてやまない。末永く読み継がれるべき<いのちの文学>の新装版。

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『あやとりの記』
福音館文庫
2019年発行

新品同様です。

もはや現代の古典といえる『苦海浄土』の著者が自伝的に描いた、たぐいまれな児童文学。幼子のみっちんは、火葬場の隠亡「岩殿」、“あいさつのよい"大男の孤児「ヒロム兄やん」、それにいつも懐に犬を入れた女乞食「犬の仔せっちゃん」など、人間の世界のかたすみで生きているような人々にみちびかれ、土地の霊たちと交わってゆく。しいたげられがちな人こそが「よか魂」をもち、魂のよい人間ならば、神さまと話すことができるのだという世の神秘が、あたたかみある熊本方言とともにつづられてゆく。

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『みなまた　海のこえ』
石牟礼道子 文／丸木　俊、丸木位里 絵
小峰書店

良好な状態です。

死んでいった生き物達の鎮魂と不知火海のよみがえりを願う、美しい絵本
「苦海浄土」の作者と「水俣の図」の画家の協力で生まれた絵本。不知火海に死んでいった生きものたちの声が、読む人の心を打ちます。
第32回小学館絵画賞。



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気に入っていただけると思います。よろしくお願いします。


水俣病
谷川雁
森崎和江
高群逸枝
影響を与えたもの
上野英信
渡辺京二
色川大吉
水俣病訴訟運動
宮沢賢治
谷川雁
穴井太
レイチェル・カーソン
坂口恭平
稲泉連
河野信子
田部光子
岩岡中正
渡辺京
髙山文彦
米本浩二
若松英輔
田中優子
池澤夏樹