ご覧頂き、ありがとうございます。

ハイデガー―すべてのものに贈られること:存在論／貫 成人(著) です。

現実感の喪失を埋め合わせる哲学をハイデガーに求めた世紀末の青年たち。わたしの居場所を見出すこと、存在することとはどういうことかを考える。

目次

存在の頼りなさ－－まえがき
第一章　存在への問い
伝統的ヨーロッパ哲学における「本質」と「存在」
「本質」「偶有性」
「存在」
ハイデガーの問い
「ある」とはどういうことか
存在の意味」への問い
　
第二章 非本来性：日常において見失われる自分
「現存在」 　　　　　
「道具連関」
「世界」
デカルト主義の大略
ハイデガーのデカルト批判
「世界-内-存在」のあり方
道具連関の最終目的
「ひと」：現存在の交換可能性
　
第三章　本来性：自分の完全なあり方
現存在の「かけがえのなさ」
現存在の交換不可能性
死へ向かう存在
現存在の全体性
死の忘却
死の忘却メカニズム
死をめぐるヨーロッパ哲学
現存在の本来性 　　　　
日常からの脱却：良心
現存在の時間:非本来性
本来性における過去：被投性
現存在の将来：企投性
現存在の現在
キルケゴールの実存思想
無をまえにした不安
実存主義と存在への問い
サルトルの実存主義
サルトルとハイデガー
　
第四章　転回以後：存在の隠蔽
物、道具、芸術作品
認識活動と物
デカルト批判再び
芸術作品へ
世界と大地
開示・現前と隠蔽・非現前の相互貫通
存在の真理
存在に聴き従うこと
デカルトと人間中心主義
存在の贈与
おわりに

今では入手困難となっております。この機会にいかがでしょうか。

サイズ:約18.2cm×約13cm×約1cm
素人採寸のため、若干の誤差はご了承下さい。

コンディション: 2007年11月25日第1刷発行。表紙カバーにスレ・ヨレ・薄汚れがございます。表紙上部にヨレがございます。天・小口・地にスレ・一部薄汚れがございます。P.50、84、裏見返しに赤ペンによる書き込みがございます。P.53、131に黄色マーカー線引き、計11ページに赤ペンによる線引きがございます。以上によりコンディションを"傷や汚れあり"と設定致しましたが、通読には支障ないと思われます。簡易クリーニング済み。中古品にご理解頂ける方のみご購入下さい。

ご検討下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。