琉球宮廷楽劇「組踊」 CD

『琉球宮廷楽劇「組踊」』は、18世紀の琉球王朝時代に創作された組踊の代表的な演目を収録したCDです。組踊は、歌、セリフ、舞踊が融合した琉球独自の舞台芸術で、その雅やかさが特徴です。本作では、以下の演目が収められています。
1.組踊「執心鐘入」：能「道成寺」に似た内容で、恋に狂った女性が鐘に身を投げる悲劇を描いていま。
2.組踊「銘苅子」：羽衣伝説を基にした物語で、天女と人間の間に生まれた子どもが成長し、母と再会する感動的なストーリーです。
3.組踊「女物狂」(子盗り)：子どもをさらわれた母親が狂気に陥り、子どもを取り戻すために奮闘する姿を描いています。
4.組踊「女物狂」(再会)：前作の続編で、母と子の再会とその後の展開が描かれています。
5.組踊「手水の縁」：手水を通じて結ばれた男女の恋愛を描いた作品です。
これらの演目は、1997年11月24日にキングレコード関口台第一スタジオで録音されました。出演者には、西江喜春、玉城正治、宮里秀明、嘉数世勲、又吉真也、比嘉聡などが名を連ねています。本作は、琉球文化の深さと美しさを堪能できる貴重な一枚です。

ケース、ジャケットに多少の使用感があります。盤面きれいです。
中古品のため、細かい点が気になる方は購入をご遠慮ください。