収録曲
①サン=サーンス：交響曲　第３番
　ハ短調　作品 78　「オルガン付き」
②フランク：交響曲　ニ短調

アルトゥーロ・トスカニーニ　指揮
NBC 交響楽団

録音：① 1952 年　② 1940 年
RCA：BVCC - 9929



サン=サーンスの交響曲第３番の大きな特徴は、大規模な３管編成をとり、パイプ・オルガンとピアノ（４手連弾）が組み込まれていることです。

『指揮棒と 80 年』（ドリス・モントゥー著、家里和夫訳。音楽之友社刊）には、「サン=サーンスの本当に立派な作品の多くがごくまれにしか、あるいはまったくといってよいほど演奏されないのを残念だと思う。第二交響曲は小さな宝石のようだし、また第三交響曲は特定の指揮者によって時たま演奏されるだけだがオルガンを使った大規模で雄大な作品だ」という一節があります。

トスカニーニの魅力は、灼熱するような音の輝きと明朗なカンタービレ、激しいデュナーミクといちぶの隙もない構築性の綜合から生まれていますが、このサン=サーンスでは、それが徹底的に示されています。



盤面に、傷はありません。
素人検品です。傷の見落としがありましたら、ご容赦願います。

出品前に、全曲の再生確認してあります。
問題なく、再生できます。

解説書に少し汚れがあります。
写真を必ず確認してください。

素人が自宅で保管していた物です。
神経質な方は、購入を控えて下さい。