赤石とは石英に多量の酸化鉄が含まれ、高熱と高圧で結合した石で、日本３大銘石の一つです。

非常に硬く、磨いたときに透明感のある光沢が出ます。

古えより朱（赤）は「魔を払う」と伝えられ、赤石は縁起の良い石といわれ、家の玄関や床の間に家の守り石として飾られてきました。

近年では産出量はほとんど無くなってしまい、庭石・飾石・貴石として非常に貴重な石になっています。



日証館内に展示されてる佐渡の赤石。

日本経済・金融の礎を築いた渋沢栄一が明治21年に兜町邸宅を建てた際に日本経済の繁栄を祈念した縁起石として設置したのが「佐渡の赤石」で明治41年に三田綱町邸宅を建てて移り住む際にも移設し、赤石を生涯大切にしていたと言われる。平成29年に渋沢栄一の遺志を受け継ぐべく、我が国資本主義発祥の地での日本橋兜町日証館の入口左側に設置された。

岩崎弥太郎は、六義園にが莫大な費用を掛けて新潟から多数赤石を取り寄せている。



サイズ：横幅27×高さ21×奥行12㎝

木製台座付き



素材...石材